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喪服奴隷・七菜
第2章 凌辱の葬儀
「あんたも隆に今後の身の振り方を聞くといい。隆がなにを望んでいるかをな」
『お義兄さん。店を継げって話ですか。私にはムリですわ』
「そりゃ元の職場とはいえ、経営は別物だからな。無理なのは承知している」
『だったら・・・』
「そこを何とか頼む。もちろん名前だけでいいんだ。指示は俺が出す」
七菜は仏壇に向かって両手を合わせながら
『隆さんはどう思うかしら。お前になんかできっこない。
そんなことをいう気がするの』

省吾は七菜がうつむいているのを幸い、喪服の襟の合わせ目から白い胸元を覗き込む。
『ですから・・・ちょっと義兄さん。聞いてますか』
隣の省吾の視線を感じてキッと睨みつける。
「ん?。聞いてるよ。隆を亡くして気持ちが落ち込んで
後ろ向きになっているだけさ。
冷静になって考えてみれば
これからの生活費のこともあるし、働かざるを得ないだろう」
『私は冷静です。もちろん、いずれ落ち着いたら働きに出るつもりです。
でもその時は実家に戻って、新しい職場を探しますわ』

省吾がギロッと目を剥いて見返してきた。
「なんだと。工藤家の籍を抜いて、実家に戻るというのか」
『ええ、幸か不幸か、隆さんとの間に子供はできませんでしたから
旧姓に戻って一からやり直すつもりです』
省吾は掴みかからんばかりに顔を寄せると
「籍を抜くなんぞ断じて許さん。
ひょっとしたらあんたのお腹に隆の子が宿ってるかも知らん。
工藤家の跡取りがな」
七菜は省吾をまっすぐ見つめたまま言い返す。
『でしたらお義兄さんが結婚なさって
跡取りを作られればよろしいんじゃないですか』

省吾はプイと横を向くと
「そんな女はおらん。金目当ての女は腐るほど言い寄ってくるがな。」
と吐き捨てるように言うと、七菜に向き直る。
酔って濁った眼で舐めるように見つめると
「だったらこうしようじゃないか。俺があんたを孕ませる。
隆の種があろうがなかろうが、子供ができれば工藤家の跡取りだ」
七菜はあきれたように
『正気で言っているんですか?何を馬鹿な事を。あまりに身勝手であきれ・・・
痛いっ! なにをするんですか』
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