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喪服奴隷・七菜
第12章 剃毛の契り

二人の姉妹の性格を比較しながらニヤニヤ聞いていた省吾が口を開く。
「香織さんはプライベートな時間が欲しい、
七菜は、妹を男の一人所帯には住まわせたくない。
だったらこうしようじゃないか。
我が家の掃除は、七菜が週2日、我が家に泊って行う。
週2日間は、香織さんがマンションでプライベートな時間が持てる。
私は掃除をしてもらう代わりに、マンションの月々のローンを支払う。
どうだい、これなら四方が丸く収まるんじゃないかい?」
妹がはしゃぐ。
『オネーちゃん、それってすごくいいアイデアだと思わない?
もうローンで苦しまなくていいんだよ、おこずかいが自由に使えるよ』
あまりにお気楽な妹をたしなめようと、七菜が口を開きかける。
「七菜も賛成だよな、まさかイヤとは言わないよな」
省吾が目配せしながら、写真を取り出す。例の葬儀の写真だ。
『もし香織がそれでいいというなら、私は構いません』
というなり、顔を伏せてしまった。
「だったらこれで決まりだ。七菜にはスーパーが休みの2日間、
朝だけ掃除してもらえば、あとは自由に過ごしてもらって構わないから。
香織さんはその間、自分だけのプライベートを楽しんでくれたまえ。
ではこれから会合があるんで、これで失礼するよ」
いままで、自宅や会社で凌辱されたことはあったが
省吾の家に泊ったことはなかった。
もちろんただで寝かせてもらえる訳もないだろう。
七菜は沈んだ気持ちになるが、香織のはしゃぐ姿を見ると無理に笑顔を繕った。
『そうと決まったら、今日は香織の就職祝いパーティしようっか。
なにがいい?ステーキ?イタリアン?腕によりをかけてご馳走作るから』
たった二人の姉妹。なにがなんでも妹だけは守らなければ・・・
「香織さんはプライベートな時間が欲しい、
七菜は、妹を男の一人所帯には住まわせたくない。
だったらこうしようじゃないか。
我が家の掃除は、七菜が週2日、我が家に泊って行う。
週2日間は、香織さんがマンションでプライベートな時間が持てる。
私は掃除をしてもらう代わりに、マンションの月々のローンを支払う。
どうだい、これなら四方が丸く収まるんじゃないかい?」
妹がはしゃぐ。
『オネーちゃん、それってすごくいいアイデアだと思わない?
もうローンで苦しまなくていいんだよ、おこずかいが自由に使えるよ』
あまりにお気楽な妹をたしなめようと、七菜が口を開きかける。
「七菜も賛成だよな、まさかイヤとは言わないよな」
省吾が目配せしながら、写真を取り出す。例の葬儀の写真だ。
『もし香織がそれでいいというなら、私は構いません』
というなり、顔を伏せてしまった。
「だったらこれで決まりだ。七菜にはスーパーが休みの2日間、
朝だけ掃除してもらえば、あとは自由に過ごしてもらって構わないから。
香織さんはその間、自分だけのプライベートを楽しんでくれたまえ。
ではこれから会合があるんで、これで失礼するよ」
いままで、自宅や会社で凌辱されたことはあったが
省吾の家に泊ったことはなかった。
もちろんただで寝かせてもらえる訳もないだろう。
七菜は沈んだ気持ちになるが、香織のはしゃぐ姿を見ると無理に笑顔を繕った。
『そうと決まったら、今日は香織の就職祝いパーティしようっか。
なにがいい?ステーキ?イタリアン?腕によりをかけてご馳走作るから』
たった二人の姉妹。なにがなんでも妹だけは守らなければ・・・

