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喪服奴隷・七菜
第12章 剃毛の契り

省吾の後ろに回り込むと、エプロンを取り外し、手で隠しながら湯船につかる。
手足をゆっくり伸ばす。どれだけ伸ばしても対面のヘリに届かないのだから
こんな大きな家風呂は見たこともない。気持ちがいい。
省吾はグラスを七菜に手渡し、プルタブを開けるとビールを注ぎ込む。
「乾杯だ!今日のお昼はここで食おう」
秋の陽が射し込む明るい浴室で、ビールを飲みながら湯船で食事をとる。
お行儀が悪いと言われそうだが、非日常であることが現実感を喪失させる。
七菜は省吾に身体を寄せながら、頬をピンク色に染めている。
省吾の指は、ワカメのようにゆらゆらと揺れる若草を弄び、指を中に侵入させていく。
『あん、ご主人様のお手手は悪いお手手です。七菜は気持ちよくなってしまいます』
省吾が唇を塞ぐ。唇をこじ開けて、口に溜めておいたビールを注ぎ込む。
ゴックンと飲み干した七菜は、省吾のぶ厚い胸板に顔を埋める。
省吾は頭を撫ぜながら
「七菜、蛇沢のやつにアナル処女を捧げたんだってな。
初フェラは中嶋水産の社長だし、それに引き換え、俺は何ももらってないぞ。
七菜はそれで心が痛まないのか?」
七菜は返す言葉が見つからず、ちょっとふさぎ込む。
『七菜はもう、ご主人様にさし上げられるものが何もありません』
「そうだな、あとに残っているのはお前の心だけだ。
心は、隆以外の誰にも捧げないんだろう?
すぐにとは言わんが、いつか俺が奪ってやる。それまで誰にも渡すんじゃないぞ」
七菜はコクリとうなずく。
しばらく考え込んでいた省吾だが
「そうだ、今日は奴隷になった証に、アソコの毛を剃ってやろう。
お前の心が俺に届くまでの代用品だ。毛はお守り代わりに持っていよう」
『えっ、困ります。この前、香織と一緒に温泉旅行に行こうね って約束したんです。
そんなことをしたら、一緒にお風呂に入れなくなります』
「どうしてもだめか?」七菜の顔を覗き込む。
七菜は見つめられると、返事に窮してしまう。
しばらく考え込んでいた七菜だったが
『わかりました、七菜はご主人様の奴隷です。
お好きなものを奪っていってください。香織には別の言い訳を考えます』
「そうか」といった省吾はニヤリと笑うと湯船を出る。
手足をゆっくり伸ばす。どれだけ伸ばしても対面のヘリに届かないのだから
こんな大きな家風呂は見たこともない。気持ちがいい。
省吾はグラスを七菜に手渡し、プルタブを開けるとビールを注ぎ込む。
「乾杯だ!今日のお昼はここで食おう」
秋の陽が射し込む明るい浴室で、ビールを飲みながら湯船で食事をとる。
お行儀が悪いと言われそうだが、非日常であることが現実感を喪失させる。
七菜は省吾に身体を寄せながら、頬をピンク色に染めている。
省吾の指は、ワカメのようにゆらゆらと揺れる若草を弄び、指を中に侵入させていく。
『あん、ご主人様のお手手は悪いお手手です。七菜は気持ちよくなってしまいます』
省吾が唇を塞ぐ。唇をこじ開けて、口に溜めておいたビールを注ぎ込む。
ゴックンと飲み干した七菜は、省吾のぶ厚い胸板に顔を埋める。
省吾は頭を撫ぜながら
「七菜、蛇沢のやつにアナル処女を捧げたんだってな。
初フェラは中嶋水産の社長だし、それに引き換え、俺は何ももらってないぞ。
七菜はそれで心が痛まないのか?」
七菜は返す言葉が見つからず、ちょっとふさぎ込む。
『七菜はもう、ご主人様にさし上げられるものが何もありません』
「そうだな、あとに残っているのはお前の心だけだ。
心は、隆以外の誰にも捧げないんだろう?
すぐにとは言わんが、いつか俺が奪ってやる。それまで誰にも渡すんじゃないぞ」
七菜はコクリとうなずく。
しばらく考え込んでいた省吾だが
「そうだ、今日は奴隷になった証に、アソコの毛を剃ってやろう。
お前の心が俺に届くまでの代用品だ。毛はお守り代わりに持っていよう」
『えっ、困ります。この前、香織と一緒に温泉旅行に行こうね って約束したんです。
そんなことをしたら、一緒にお風呂に入れなくなります』
「どうしてもだめか?」七菜の顔を覗き込む。
七菜は見つめられると、返事に窮してしまう。
しばらく考え込んでいた七菜だったが
『わかりました、七菜はご主人様の奴隷です。
お好きなものを奪っていってください。香織には別の言い訳を考えます』
「そうか」といった省吾はニヤリと笑うと湯船を出る。

