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喪服奴隷・七菜
第17章 最終章

食い入るように画面を眺めている。
そこには、中嶋社長からの伝聞と思われる香織の研修会の様子が書かれている。
研修というよりは、香織の凌辱記録だ。
中嶋にいかにいたぶられ、犯されたかが、面白おかしく記載されている。
七菜にとっては、見るに堪えない内容だった。
研修から帰った香織がふさぎ込んでいた理由も、これではっきりした。
しかしなぜ香織がそんな仕打ちを受けなければならないのか・・・
さらにページを遡ると、中嶋との接待に香織が出席していた。
この日の香織は、会社の打上げだといってたはず。
七菜にとっては初耳だ。なんで香織が・・・
香織は、七菜をこれ以上凌辱しないで欲しいと訴えたが
逆に酔わされ、犯されて、写真まで撮られてしまったことが書かれている。
七菜に写真を見せたら、責任を感じて自殺するかもしれないという脅しで
研修会では中嶋の言いなりになるしかなかったのだ。
なんと卑劣で、自分勝手な考え方なんだろう。
その数日前の日記で、香織が接待に出席せざるを得なくなる奸計が
省吾主導で張り巡らされていたことを知る。
香織のようなまだ世間知らずの娘を、狡猾な手段で貶めていく。
それも自分の雇い主に騙されていたのだ。
七菜は腸が煮えくり返るような思いだった。
大切な妹をこのような目に合わせた省吾に、怒りが沸騰する。
今すぐにこの家を飛び出して、省吾とは縁を切ろう。
妹と二人、この地には二度と足を踏み入れない。
七菜はモニターを見つめながら、固く誓うのだった。
そこには、中嶋社長からの伝聞と思われる香織の研修会の様子が書かれている。
研修というよりは、香織の凌辱記録だ。
中嶋にいかにいたぶられ、犯されたかが、面白おかしく記載されている。
七菜にとっては、見るに堪えない内容だった。
研修から帰った香織がふさぎ込んでいた理由も、これではっきりした。
しかしなぜ香織がそんな仕打ちを受けなければならないのか・・・
さらにページを遡ると、中嶋との接待に香織が出席していた。
この日の香織は、会社の打上げだといってたはず。
七菜にとっては初耳だ。なんで香織が・・・
香織は、七菜をこれ以上凌辱しないで欲しいと訴えたが
逆に酔わされ、犯されて、写真まで撮られてしまったことが書かれている。
七菜に写真を見せたら、責任を感じて自殺するかもしれないという脅しで
研修会では中嶋の言いなりになるしかなかったのだ。
なんと卑劣で、自分勝手な考え方なんだろう。
その数日前の日記で、香織が接待に出席せざるを得なくなる奸計が
省吾主導で張り巡らされていたことを知る。
香織のようなまだ世間知らずの娘を、狡猾な手段で貶めていく。
それも自分の雇い主に騙されていたのだ。
七菜は腸が煮えくり返るような思いだった。
大切な妹をこのような目に合わせた省吾に、怒りが沸騰する。
今すぐにこの家を飛び出して、省吾とは縁を切ろう。
妹と二人、この地には二度と足を踏み入れない。
七菜はモニターを見つめながら、固く誓うのだった。

