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喪服奴隷・七菜
第6章 初の接待
いましめを解かれて手首をさすっていた七菜が驚きの表情を浮かべる。
『ちょっと待ってください。縄をほどいてください。
それにこのオモチャも取ってもらわないと
とてもじゃないけど外になんか出られません』
省吾はギョロッと七菜を睨むと、右手を背広のポケットの中に入れる。
突然七菜の身体がガクガクと震えだし、天井に頭をぶつけんばかりに飛び上がる。
『あぅぅぅぐぐぐぐぅ』
額からは玉のような汗が吹き出し、顔面が蒼白になる。
「どうだ、このローターの威力は?通常の10倍のパワーがあるんだ。
強力モーターをずっとMAXにされたら気が狂う代物だ」
そういうとゆっくりとドアを開けて外に出る。
車の前を回り込んでから助手席側に回る。

窓の内部を眺めると助手席では七菜が、七転八倒してもがき苦しんでいる。
しばらくニヤニヤと眺めていた省吾は
握っていたリモコンのスイッチを切ると助手席のドアを開ける。
身体の中を暴れまわっていた狂暴な獣が、スッと消える感覚。
浮いていた身体に重力が戻って、シートに押しつぶされるイメージだ。
七菜は発作が収まった直後のように
ぐったりとしてシートにうずくまっている。

腕を取って引き起こすと
七菜は目もうつろに歯の根が合わず、ガチガチと口を震わせている。
「本当に懲りない奥様だね。言っただろう?俺の命令には逆らうなって。
ひょっとして淫乱M気質の七菜は、わざと逆らってお仕置きを望んでいるのかな?」
と、耳元で囁く。
七菜は首を左右に振って否定するが、まだうまくしゃべれないでいる。
「さぁ立つんだ」
七菜の脇に手を入れてシートから引き起こすと
抱きかかえるようにして車から引き出す。
足元がフラフラしてすぐに車に寄りかかってしまう。
視線はあらぬ方向をむき、ほとんど放心状態だ。
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