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喪服奴隷・七菜
第6章 初の接待
正座するとまた縄が締まってクリを刺激するが、もはや構ってはいられなかった。
深々とお辞儀をすると
『工藤七菜でございます。日頃は何かとお世話になっており、
中嶋社長には感謝の言葉もございません』と口上を述べ、頭を上げて向き合う。
中嶋は目が点になっていた。
無理もない。正座することで短いスカートはさらに上にたくしあがり
暗くて見えないが、大事な部分がほぼ剥き出しになっている。
よく見るとブラウスの下は肌色で、下着をつけていないように見える。
代わりに濃い目の肌色の紐のようなものがまとわりついている。

省吾は七菜の横に座ると
「中嶋社長にはこれからもぜひスーパーKUDOにお力添えをいただきたく
店長自ら社長に喜んでいただけるにはどんな服装がいいか
悩んだ末にこのような格好でまいった所存です。
どうか店長の意を汲んで、本日は心ゆくまで楽しんでいただければ幸いです」
といって七菜の頭を押さえると、再度深々とお辞儀をさせる。

意図的に縄を喰い込ませているのはわかっているが
目の前に中嶋がいるので反抗的な態度も取れない。
ましてや省吾の言い草は
私がすすんでこんな格好をしてきたように思われてしまうだろう。
かといって言い訳をすれば、身内の恥をさらしてしまうだけだ。
そう思うと、言葉も出てこない。
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