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喪服奴隷・七菜
第6章 初の接待

「さぁ仲居さん、料理を運んでおくれ。酒もジャンジャン運んでくれないか。
それと今日は大事な話があるから、料理はいっぺんに運んでもらって構わないから
運んだあとは呼ぶまで部屋に入らないで欲しいんだ。
おっと 俺は車で来たからノンアルコールのビールも忘れずにね」
省吾は上機嫌で中嶋の対面に座ると
「店長はお酌係だから、社長の横に座って」と指示を出しながら
ポケットに手を忍ばせるとローターのスイッチを切った。
そして七菜の耳元で
「今度逆らったらまたスイッチを強にするからな。
しっかりご機嫌を取れよ」と囁く。
七菜は仕方なく立ち上がり中嶋に一礼すると、隣の席で正座する。
目線を合わせることができずに俯いていると
隣で生唾をごっくんと飲む音が聞こえる。
中嶋の視線が七菜の内腿にくぎ付けになっているのだ。
思わずスカートの裾を引っ張るが、完全に下の毛が見えてしまっている。
七菜は顔を真っ赤にしたまま、微動だにできず固まっている。
中嶋も七菜の姿を上から下から眺めるだけで言葉を失い、省吾だけがにぎやかだ。
「中嶋社長、御社がこの前開発された病院・介護施設向けの給食パックですが
ずいぶん評判がいいらしいじゃないですか。利益率も高いとか。
この地域の代理店はぜひ工藤グループ本社にお願いできませんかねぇ
いかがです社長?」
上の空で聞いていた中嶋はビクッとしたように
「うん?何の話だったっけ。すまんすまん ボーっとしておった」と誤魔化す。
とそこに総勢6人の仲居が料理を一斉に運んできた。
下座にしつらえてあった七菜の席を、上座に移すと次々と並べはじめる。
チラチラと七菜の服装に視線がいくことはあっても
見なかったかのように黙々と配膳していく。
きっとこの料亭では、ほかにもこのようなことがあるのだろう。
格式は重んじても、客の意向は最大限に尊重する。
とうぜん顧客の秘密はみて見ぬふりで決して外に漏らさない。
省吾が今日の宴席にこの店を選んだのも、あながちそんなところかもしれない。
それと今日は大事な話があるから、料理はいっぺんに運んでもらって構わないから
運んだあとは呼ぶまで部屋に入らないで欲しいんだ。
おっと 俺は車で来たからノンアルコールのビールも忘れずにね」
省吾は上機嫌で中嶋の対面に座ると
「店長はお酌係だから、社長の横に座って」と指示を出しながら
ポケットに手を忍ばせるとローターのスイッチを切った。
そして七菜の耳元で
「今度逆らったらまたスイッチを強にするからな。
しっかりご機嫌を取れよ」と囁く。
七菜は仕方なく立ち上がり中嶋に一礼すると、隣の席で正座する。
目線を合わせることができずに俯いていると
隣で生唾をごっくんと飲む音が聞こえる。
中嶋の視線が七菜の内腿にくぎ付けになっているのだ。
思わずスカートの裾を引っ張るが、完全に下の毛が見えてしまっている。
七菜は顔を真っ赤にしたまま、微動だにできず固まっている。
中嶋も七菜の姿を上から下から眺めるだけで言葉を失い、省吾だけがにぎやかだ。
「中嶋社長、御社がこの前開発された病院・介護施設向けの給食パックですが
ずいぶん評判がいいらしいじゃないですか。利益率も高いとか。
この地域の代理店はぜひ工藤グループ本社にお願いできませんかねぇ
いかがです社長?」
上の空で聞いていた中嶋はビクッとしたように
「うん?何の話だったっけ。すまんすまん ボーっとしておった」と誤魔化す。
とそこに総勢6人の仲居が料理を一斉に運んできた。
下座にしつらえてあった七菜の席を、上座に移すと次々と並べはじめる。
チラチラと七菜の服装に視線がいくことはあっても
見なかったかのように黙々と配膳していく。
きっとこの料亭では、ほかにもこのようなことがあるのだろう。
格式は重んじても、客の意向は最大限に尊重する。
とうぜん顧客の秘密はみて見ぬふりで決して外に漏らさない。
省吾が今日の宴席にこの店を選んだのも、あながちそんなところかもしれない。

