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喪服奴隷・七菜
第1章 1周忌
「いやいやお待たせしましたな。七菜さんもお久しぶりです。
まぁこの暑さで長丁場になりますから
よかったら足を崩してゆったりお座りください。
それでは工藤隆さんの一周忌の法要を執り行わせていただきますかな」
住職は七菜に一礼すると本尊に向き直る。
手元の撞木を握ると銅鑼を叩いてから読経がはじまった。
そのとたん、七菜の身体がビクッと震える。バイブの振動が強くなったのだ。
キッと省吾を睨むが
省吾は片手をポケットに突っこんだまま素知らぬ顔をしている。
クリに当たる部分の振動が徐々に熱を帯び、その熱が下半身全体に広がっていく。
縛られてもいないのに身体を動かすことができず、
そのもどかしさがよけいに被虐心を駆り立てる。
下腹部は蕩けだし、ゆらゆらと雲の上に正座しているような浮遊感。
低く響きのあるお経を読むその声さえもが、子宮を疼かせていく。

と、突然バイブの振動が最強になる。銅鑼が連打されたのだ。
七菜は内腿をギュッと絞り、痙攣していく。
背中が2度ほど大きく脈打って、顎がガクガクと震える。
強烈な絶頂感だった。
仰け反りそうになるのをなんとか堪え、口に手をやって嗚咽を抑える。
お堂のなかに響き渡る銅鑼の音は、すべての音をもみ消してしまう。
この寺は工藤家の菩提寺であり、省吾は幼少の頃より何度も読経を聞いて、
銅鑼が連打されるタイミングも、体に染み込んでいる。
そのタイミングに合わせて、スイッチを最強にしたのだった。

最初の読経が終わり、住職は振り返ると焼香の盆を差し出す。
「こちらでご焼香してくださるかな。
ん? 七菜さん、どこかお加減が悪いのですか?」
七菜の額からは脂汗がひたたり、顔面が少し青ざめている。
『いえ大丈夫です。
少し暑さにやられちゃったのかもしれませんが、どうぞお続けください』
震えるような声で、言葉を絞り出す。
「そうですか。
では隆さんの供養と工藤家のご繁栄を祈念して経を唱えますぞ」
住職は再び正面に向き直ると、銅鑼を打ち鳴らしてから読経が進んでいく。
それと同時にまたバイブが動き出す。
銅鑼が連打されるたびにバイブは狂暴に暴れ狂い
七菜は無間地獄に堕ちていくのだった。
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