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喪服奴隷・七菜
第10章 奴隷宣言

かつて知ったる他人の家。
新居のお祝いや、打ち合わせで何度も訪れている省吾はズカズカと奥に進んでいく。
『ソファーにお座りになって、テレビでもご覧になりますか?
すぐに食事を済ませますので』
七菜は慌てて後を追いかけつつダイニングに入り、薬缶を火をかける。
お湯が沸くまでの間に急いで食事を済ませ、洗い物をする。
グラスに残った白ワインをみて、ちょっと悩む。
流し場に捨ててしまおうかとも思ったが、かなり高価なモノだったことを思い出した。
え~い、もったいないから飲んじゃえ。
残りを一気に口に流し込む。胃がカッと熱くなる。
数日前の夜。
日本酒を一気に飲まされたことを思い出して、微かな後悔の念に包まれる。
省吾はなにやらデッキを弄っていたようだが
いまは3人掛けのソファーにくつろいでテレビを見ている。
グラスを洗って水道の蛇口を閉め、薬缶の火を止めると
リビングからの音がこちらにも漏れてくる。
『あぁ~~ダメ! 逝くっ いっちゃうぅぅーー』
七菜は顔面が蒼白になると、エプロンで手を拭きながら慌ててリビングに駆け寄る。
このマンションに移った際に、奮発して買った55インチの大型モニターには
中嶋と七菜の痴態が映し出されている。
省吾が手にしているリモコンを見つけると、消そうとして手を伸ばす。
しかしリモコンに手を届くより先に、七菜の手首がガッチリ抑えられてしまう。
そのまま後ろから抱きかかえられるように、ソファーに倒れ込むと
省吾にガッツリ捕まってしまった。
後ろ手に抱かれ、羽交い絞めにされてしまうと七菜は身動きが取れない。
耳元で「どうだ、よく撮れているだろう」と、省吾がニンマリ笑う。
七菜は顔を背けて、嫌々をするように首を左右に振る。
『痛い、痛い、許してっ』七菜は髪を掴まれて、顔をあげさせられる。
「痛い思いをしたくなかったら、しっかり見るんだ」
新居のお祝いや、打ち合わせで何度も訪れている省吾はズカズカと奥に進んでいく。
『ソファーにお座りになって、テレビでもご覧になりますか?
すぐに食事を済ませますので』
七菜は慌てて後を追いかけつつダイニングに入り、薬缶を火をかける。
お湯が沸くまでの間に急いで食事を済ませ、洗い物をする。
グラスに残った白ワインをみて、ちょっと悩む。
流し場に捨ててしまおうかとも思ったが、かなり高価なモノだったことを思い出した。
え~い、もったいないから飲んじゃえ。
残りを一気に口に流し込む。胃がカッと熱くなる。
数日前の夜。
日本酒を一気に飲まされたことを思い出して、微かな後悔の念に包まれる。
省吾はなにやらデッキを弄っていたようだが
いまは3人掛けのソファーにくつろいでテレビを見ている。
グラスを洗って水道の蛇口を閉め、薬缶の火を止めると
リビングからの音がこちらにも漏れてくる。
『あぁ~~ダメ! 逝くっ いっちゃうぅぅーー』
七菜は顔面が蒼白になると、エプロンで手を拭きながら慌ててリビングに駆け寄る。
このマンションに移った際に、奮発して買った55インチの大型モニターには
中嶋と七菜の痴態が映し出されている。
省吾が手にしているリモコンを見つけると、消そうとして手を伸ばす。
しかしリモコンに手を届くより先に、七菜の手首がガッチリ抑えられてしまう。
そのまま後ろから抱きかかえられるように、ソファーに倒れ込むと
省吾にガッツリ捕まってしまった。
後ろ手に抱かれ、羽交い絞めにされてしまうと七菜は身動きが取れない。
耳元で「どうだ、よく撮れているだろう」と、省吾がニンマリ笑う。
七菜は顔を背けて、嫌々をするように首を左右に振る。
『痛い、痛い、許してっ』七菜は髪を掴まれて、顔をあげさせられる。
「痛い思いをしたくなかったら、しっかり見るんだ」

