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喪服奴隷・七菜
第10章 奴隷宣言
さらに省吾はカバンを手元に引き寄せ、中からローターを取り出す。
ピンク色で、ワゴンセールにでも使えそうなごくありふれた卵型をしている。
コードの先のスイッチを回して、ローターが震えるのを確認すると
弱めの振動にしてから、七菜のワンピースをめくってパンツの中に忍び込ませる。
指でワレメを確認してから、ワレメの最上部にローターを固定する。

「さぁ、ここからいよいよ場面はクライマックスだ。
中嶋の野郎がうめき声をあげて、七菜、お前は中出しされるんだ」
よほど何回も再生したのだろう。
これから起こる場面が頭に入っているようだ。
省吾の粘着ぶりが半端ないことを示している。
七菜はクリをローターで煽られ、乳房を揉みしだかれながら
顔をそむけることも叶わずに画面を見つめている。

画面の中嶋が、思い切り腰を突き上げたかと思うと静止した。
七菜は自分の子宮がキュッと締まって、中出しされたような疑似感覚に陥る。
太古の昔から、女は子宮に精を受けることを喜びとしていた。
それだけに精に対する選別は厳しい。
優れた子孫を残すために男を選び、くだらない男は跳ねのけてきたはずだ。
隆の精は何度も喜んで受け入れてきた。子供はできなかったけれど・・・
果たして、中嶋の精はどっちだったんだろう?
そんなことをぼんやり考えているうちに、TV画面が青くなって終了した。
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