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私を抱いて…離さないで
第2章 人と金と…
「……」

ドクドクする胸を押さえ、息を殺す。
虎って……もしかして、あの時祐輔くんと一緒にいた人……?
鏡の前に立ち、メイク直しをしているんだろう彼女達は、途切れる事無く会話を続ける。

「あたしが美麗くんなら、そんな奴ポイポイッだわ。一応営業掛けとくけど、もし釣れちゃったら迷惑。ヘルプにずっと繋いで貰って、帰り際にだけベッタリ挨拶してバイバイ、だな」
「……ふふ。それちょっと、可哀想。
でも確かに。短時間でどれだけ売り上げ伸ばせるかでランクが決まる、シビアな世界だもんね。中途半端に上がると、焦って縋りついてくるホストとかいるけど……美麗くんは、変わらず誠実に接してくれるから。私は好き」
「あたしも。応援したくなるよね」
「うん」
「今日はもっと入れよ。……虎に、細客って言われたくないし」


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