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私を抱いて…離さないで
第2章 人と金と…

別に、行きたい訳じゃなかった。
でも……このまま本当に帰っていいのかな、という思いはあって。
トイレの個室に入り、閉めたドアにもたれ掛かる。気持ちを落ち着かせようと、深呼吸を数回──した時だった。

カッカッカッ…
ハイヒールの軽快音と共に、人が入ってくる。

「……美麗くんってさぁ、アフターで枕してくれるのかなぁ」
「さぁね。……でも、あの子優しいから。同情でも引いとけば、慰めついでにヤッてくれんじゃない?」
「うん。優しいよね。……あ、虎くんから聞いたんだけど、細客にまで神対応らしいよ」
「はー? 誰なんだよソイツ! チョー迷惑! 超・絶・迷・惑!
……美麗くんに謝れ。もっと貢げ!」


細客。
───私の事だ。

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