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私を抱いて…離さないで
第2章 人と金と…
……祐輔くんは、どんな気持ちで枕をしているんだろう。
売り上げを伸ばす為の行為とはいえ、抱きたくもない相手を抱くんだから……私みたいにじっと我慢すればいい、って訳にはいかないだろうし。
勿論、そこでお金のやり取りがある訳じゃない。
色々尽くして、甘い言葉を吐いて、お客を喜ばせて……心を掴んで、虜にしていくのかな。
安藤先輩のように。

見せかけだけの、愛のない行為。
その先には……きっと、何にもないんだろうな……


「……あれぇ、川口さんじゃん!」

私に近付き声を掛けてきたのは、見知らぬ男性二人。
軽くて、チャラチャラした感じ。
携帯から視線を上げた私に、何処か含んだような笑みを浮かべている。

「丁度良かった。俺ら、頼みたい事があるんだけどさぁ……」
「AV、出てみない?」

いきなりの不躾な質問に、一瞬眉間に皺が寄る。
訝しげな視線を送りながら席を立とうとする私の二の腕を掴み、耳元に、スッと男が唇を近付け──

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