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私を抱いて…離さないで
第2章 人と金と…

「………今日は、バイトがあるので……」
「……」

この前の夜といい、今日の昼間といい。どうして先輩は、私に拘るの?
どうして皆の前で『俺の彼女』だなんて言うの?
私は先輩が望むような、可愛くもないし、綺麗でもない。清楚でもギャルでもない。
もし本当に、仲間内で私をオトす罰ゲームでもしているのだとしたら……もう、終わりにしていいんじゃないの?
お持ち帰りした時点で、もう達成したんだから──

「そっか」
「……」
「じゃあ、ひとつだけ忠告しておくよ」

私の背後──背もたれ部分にもう片方の手を付き、先輩が再び私に顔を近付ける。
どの角度が自分にとって格好良く見えるのか、解っててやっているんだろうか。わざとらしくもなく絶妙な角度を保ち、外から差し込まれる光を含ませる瞳。その蜂蜜のように甘く潤んだ瞳で私を捉えながら、警告するように、少し尖らせる。

「アイツらに何言われても、誘いに乗っちゃ駄目だよ」
「………」
「絶対、ね」
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