この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私を抱いて…離さないで
第3章 パパ
祐輔くんを後押しするには全然足りない。
高級なお酒を入れたり、派手なシャンパンタワーをしたり、アフターしたり……
太客や黒服に認められるには、それ位出来ないと駄目なのかもしれないのに。

「……」

でも、この容姿で金額交渉なんて……できる訳ない。
選択肢は二つ。
そのどちらかを選ぶなんて……今の私にその権限は、無いに等しい。

「……」

胸の奥がチクンと痛む。
好きで身体を売っている訳じゃない。その思いが、私の足を酷く重くさせる。
稼ぎたいという思いとの狭間で、どうしようもない中途半端な気持ちが揺れる。
──祐輔くんに逢いたい。
それならもう、答えなんか決まっているようなものなのに……

ふと、メッセージの上部にある、相手のHNに目が止まる。
『はかせ』──何処かで、見た覚えのある名前……


……あ。
思い出した。
返事に躊躇した私に、これからさせてくれるなら三万出すと、最初よりも高い金額を提示してきた人だ。

/252ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ