この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私を抱いて…離さないで
第3章 パパ
ひょこひょこと杖をつきながら私に近付き、左の腰ポケットから不器用そうに何かを取り出す。
差し出されたそれは、ツギハギだらけの……

『うちのクラスの女子が拾って騒いでたから、奪ってきてやった。……大事なモンなんだろ?』
『……うん』

それを受け取ろうとして、スッと引っ込められる。

『オイオイ。只で返して貰おうなんて、虫が良すぎねぇ?』

それまで優しそうな笑顔を浮かべていた先輩が、一瞬で厭らしい目付きに変わる。

『10万。……いや、可哀想だから5万で売ってやるよ』
『………え』

そんな大金、持ってない。
ましてや小学生の子供に払える筈も無かった。
困惑しながら顔を伏せると、視界に松葉杖の先が映り込み、先輩が私ににじり寄る。

『払えねぇなら……身体で払うか?』

ニヤニヤと口元を歪ませ、恐ろしくギラつかせる二つの眼。

/252ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ