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私を抱いて…離さないで
第3章 パパ

三浦くんって……よく私と入れ違いにシフトを抜ける、無愛想の……
「僕はその時、バックヤードにいてね。騒ぎに気付いてフロアに行った時には、三浦くんが説得してくれていたんだ。
この辺りは飲み屋もあるし、酔っぱらいが来るのは珍しくないから……またいつもの事だと思っていたんだけどね」
「……」
「その相手からは、一切アルコールの臭いがしなかったんだよ」
「……」
……困らせてる。
私のせいで、また同じ事が起きるかもしれない──誰だか解らない恐怖を感じながらも、店に迷惑を掛けてしまった申し訳無さが私を襲う。
……そういえば。
先生との援助交際が始まってから、出会い系サイトを開いていない。
何度かサイトからの通知はあったけど、全て無視していた。
「……」
まさかとは思うけど。
連絡が取れない苛立ちから……私を捜して……?
「僕はその時、バックヤードにいてね。騒ぎに気付いてフロアに行った時には、三浦くんが説得してくれていたんだ。
この辺りは飲み屋もあるし、酔っぱらいが来るのは珍しくないから……またいつもの事だと思っていたんだけどね」
「……」
「その相手からは、一切アルコールの臭いがしなかったんだよ」
「……」
……困らせてる。
私のせいで、また同じ事が起きるかもしれない──誰だか解らない恐怖を感じながらも、店に迷惑を掛けてしまった申し訳無さが私を襲う。
……そういえば。
先生との援助交際が始まってから、出会い系サイトを開いていない。
何度かサイトからの通知はあったけど、全て無視していた。
「……」
まさかとは思うけど。
連絡が取れない苛立ちから……私を捜して……?

