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私を抱いて…離さないで
第3章 パパ
「店の事は、気にしなくていい。……ただ、川口さんが心配で。
今までのシフトだと、僕がバックヤードに戻っている間、フロアに一人になってしまう。
……それに、帰りの夜道も危険だ」
それは、確かに。
でも、あの近道の公園を避けて、遠回りでも人の多い大通りから帰れば……
「それで、三浦くんとも相談して、暫くシフトを交換したらどうかという結論に至ったんだが………それで、いいかな?」
「……!」
シフト交換──その結論に、私はショックを隠せなかった。