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私を抱いて…離さないで
第3章 パパ
「……」

ふと、走らせていた筆を止める。

もし大山さんなら、私をダシに使うだけで、あんな事言ったりしない。
多分、他の取り巻きだって……

カーストトップだから?
先輩の特別だから?
自分の立場位置も先輩との関係も、揺るがない自信があるから?

「……」

絶対的な自信とパワーが、凛々子さんの全身から漲っている。
人に恵まれ、嫌な事を撥ね除けるオーラもあって、順風満帆な人生を送ってきたんだろう。
きっとこの先も、阻むものなんてないんだろうな……

それにくらべて私は、物心ついた時から下等動物扱いを受け、虐げられてきた。
きっとこの先も、変わらない。何も……変わらない。
だから、目立たないよう気をつけながら生きていくしかない。そうしないと、簡単に足元を掬われてしまうから。

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