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私を抱いて…離さないで
第3章 パパ

ギ、ギギ、……
不規則に軋むベッドの音に、どうしようもなく気持ちが不安定になる。
「……怖くなったら、言うんだよ」
仰向けになった私の顔の両側に手を付き、顔を覗き込んだ先生が、クールな瞳に柔らかな光と熱情を灯す。
その表情に堪らなく安心しながらも、怖さで身体が震える。それに気付いたのか。甘い溜め息を吐いた先生が、口角を緩く持ち上げ、私の前髪にそっと触れる。
「僕だけを見て、僕だけを感じて」
「……」
先生の、大きな手──
蜂蜜のように甘く蕩けた先生の瞳に、吸い込まれて溶けていく。
「……、」
バスローブの合わせ目が解かれ、露わになる熱い柔肌。
下から大きな手が迫り、その膨らみを持ち上げるようにして、ゆっくりと揉み上げられる。その形を崩さず、決して潰したりせず……そっと手のひらの中に、優しく包み込む。
先生の唇が、首筋の根元、鎖骨、谷間へと、リップ音を立てながら下りていく。その度に高まる、緊張と高揚感。
「……」
そっと揉み上げ、先生の指の間から顔を出し、高く上向く小さな蕾。
緊張で震え、芯を持つそこに、先生の唇が触れる。

