この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私を抱いて…離さないで
第3章 パパ

「こんな事になって、すまない」
「……」

どうして……先生が謝るの?
書庫での一回で後腐れなく終わっていれば、きっとこんな事にはならなかったのに。
望んだのは、私なのに。

目を伏せ、小さく頭を横に振る。


「私は昔から、何処か合理的な所があってね。そのせいか、人としての感情が、少し欠落していたんだろう。
今まで、恋愛感情というものを持った事がなかったんだよ。……今流行りで言えば、LGBTQIA。アセクシャルってやつなのかもしれないな」
「……」
「この欠けた感情を悟られないよう、周りに合わせる事で、私は『普通』を演じていたんだ。
しかし、年を重ねれば重ねる程、その違和感やズレは大きくなっていってね。遂には、自分の心そのものを……殺さなくてはならない程までになっていた──」

/252ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ