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私を抱いて…離さないで
第3章 パパ
「……非道い事を言って、すまない。
合理的に考えながら生きてきた私は、今まで積み上げた全てを捨ててまで……この初恋を成就させるつもりはない」
「……」
「私との事は、忘れてくれ」

少しだけ俯いたせいで、先生の眼鏡が光に反射し、表情を窺えない。
先生が今、どんな気持ちでいるのか……知りたいだけのに……
ただそれだけで、先生との間に大きな壁ができてしまったようで。

苦しくて……息ができない。


「……そんなの、イヤです」


膝の上に置いた手を、きゅっと握る。

「過去の話をしたのは……先生が初めてなんです」
「……」
「でも、そのせいで、先生との関係が壊れてしまったのなら──話さなければ良かった」


離れたくない。
私を助けてよ……先生。

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