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私を抱いて…離さないで
第1章 初恋の人
律動を止め、上体を起こし、私の両足首を摑んで持ち上げる。そして更に奥深くへとペニスを捩じ込み、びくびくと身体を震わせながら熱い息を吐くと、堰を切った様に激しく腰を打ち付け始める。
……ぱん、ぱん、ぱん、
肉のぶつかる鈍い音。同じタイミングで聞こえる、淫靡な水音。
内臓を串刺しにし、ぐちゃぐちゃに掻き回し……私に植え付ける、痛み。
乗り物悪酔いに似た寒気。貧血に似た脳の痺れ。吐き気。
……もう……早く、イって!
心の片隅で、そう叫ぶ。
声にならない声が、表情に表れてしまったのか。男はニヤついた顔で、その動きを止めた。
今度は折り曲げた片膝を小脇に抱え、私の顔の横に片肘をつく。
一度先端まで引き抜かれたペニスが直ぐに打ち込まれ、先程よりも緩やかなピストンを再開する。
角度が変わり、当たる部分も変わったせいか、先程よりも苦しくはない。……けど……
「……やっぱりおっぱい、大きいね」