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私を抱いて…離さないで
第2章 人と金と…
こういうマメさには、感心する。
隙が無いというか……
油断した途端、あの取り巻きの一員にされてしまうような気がする。
……先輩自身、そう望んではいないのかもしれないけれど……

〈その節は、お世話になりました〉

色気も可愛げもない、淡々とした返事。
送信完了してから、気付く。……お礼がまだだったって。

〈色々助かりました。ありがとうございました。
タクシー代と差し入れの代金は、後でお返し致します〉

「……」

追加で文を打った後、送信ボタンを押そうとして……止める。
幾ら何でも、こういうのは面と向かって言わないと……
全文を消しホーム画面に戻すと、携帯を仕舞った。

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