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兄の帰還 壁越しに聞こえる妻の嬌声
第2章 壁越しに聞こえる妻の嬌声
「もう十分だな」
しばらくすると、兄が言った。琴美の股間から顔を上げたようだ。身体を移動させる音が聞こえてくる。
「琴美、いくぞ」
「将生さん、待って。それはダメ」琴美が慌てたように叫んだ。「私は、いま颯太くんの奥さんなのよ」
琴美!
僕は嬉しかった。琴美は、妻として最後の一線だけは守ろうとしてくれている。
「琴美、すまない。もうやめられない。琴美が欲しいんだ。琴美の中に挿れたい」
再び兄が動く気配がした。
「ダメ、将生さん、お願いだから、やめて」
「琴美、今だけでいい。俺の妻に戻ってくれ」
「将生さん……」
「いくよ」
「ああっ」
琴美がひと際大きなよがり声を上げた。
二人の動きが止まった。
「暖かいよ、琴美の中」
「……」
「琴美、愛してる」
「ああ、将生さん……」
「動かすぞ」
パン、パン、パン……。
兄が一定のリズムを刻んで動く気配が伝わってくる。
「あん、あん、あん……」
「全然変わってないな。いい締り具合だ。気持ちいい。最高だよ」
兄は悦びの声を上げていた。
「奥を突かれるのが好きだったよな。たくさん突いてやるよ。ほら、ほら、ほらっ」
「あっ、あっ、あんっ……そんなに突いちゃダメっ……ああっ」
琴美のよがり声が大きくなった。
「どうして、気持ちいいだろ。ほらっ、こうして突くたびに俺のものを愛おしそうに締め付けてくるぞ」
「あぁんっ……ダメ……変になる。変になっちゃうっ」
「変になる? いいじゃないか、もっと変になれよ、ほら、ほら、ほらっ」
「あっ、あっ、ああっ……いやあっ」
兄は容赦なく琴美を責めたてた。
それにしても兄のセックスがこんなに荒々しいとは思わなかった。僕が琴美を奪ってしまったことも影響してるのかも知れない。
「あっ、あっ、あっ……」
琴美の喘ぎ声がどんどん短くなっていく。頂上が近づいているに違いない。
しばらくすると、兄が言った。琴美の股間から顔を上げたようだ。身体を移動させる音が聞こえてくる。
「琴美、いくぞ」
「将生さん、待って。それはダメ」琴美が慌てたように叫んだ。「私は、いま颯太くんの奥さんなのよ」
琴美!
僕は嬉しかった。琴美は、妻として最後の一線だけは守ろうとしてくれている。
「琴美、すまない。もうやめられない。琴美が欲しいんだ。琴美の中に挿れたい」
再び兄が動く気配がした。
「ダメ、将生さん、お願いだから、やめて」
「琴美、今だけでいい。俺の妻に戻ってくれ」
「将生さん……」
「いくよ」
「ああっ」
琴美がひと際大きなよがり声を上げた。
二人の動きが止まった。
「暖かいよ、琴美の中」
「……」
「琴美、愛してる」
「ああ、将生さん……」
「動かすぞ」
パン、パン、パン……。
兄が一定のリズムを刻んで動く気配が伝わってくる。
「あん、あん、あん……」
「全然変わってないな。いい締り具合だ。気持ちいい。最高だよ」
兄は悦びの声を上げていた。
「奥を突かれるのが好きだったよな。たくさん突いてやるよ。ほら、ほら、ほらっ」
「あっ、あっ、あんっ……そんなに突いちゃダメっ……ああっ」
琴美のよがり声が大きくなった。
「どうして、気持ちいいだろ。ほらっ、こうして突くたびに俺のものを愛おしそうに締め付けてくるぞ」
「あぁんっ……ダメ……変になる。変になっちゃうっ」
「変になる? いいじゃないか、もっと変になれよ、ほら、ほら、ほらっ」
「あっ、あっ、ああっ……いやあっ」
兄は容赦なく琴美を責めたてた。
それにしても兄のセックスがこんなに荒々しいとは思わなかった。僕が琴美を奪ってしまったことも影響してるのかも知れない。
「あっ、あっ、あっ……」
琴美の喘ぎ声がどんどん短くなっていく。頂上が近づいているに違いない。