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兄の帰還 壁越しに聞こえる妻の嬌声
第1章 兄の帰還
週末の夜、計画通り兄は、友達と飲んでくる、と言って出かけた。
夕食を済ませたあと、僕、琴美の順番でお風呂に入る。僕は、心臓をドキドキさせながら、琴美が出てくるのを待った。
やがて風呂場から、琴美が上がり湯のシャワーを浴びている音が聞こえてきた。
いよいよだ。
僕は、一度着たパジャマを脱ぐと、脱衣場へと向かった。ドアを少しだけ開けて、中を覗く。
ガチャ。
琴美が風呂から出てきた。
濡れた髪をアップにまとめている。ほっそりと白いうなじが、ほんのり朱に染まり、妙に艶めかしい。下半身が充血し、熱くなる。
僕は脱衣所のドアを開けて中へ入ると、バスタオルで身体を拭いている琴美を後から抱きしめた。
「どうしたの、颯太くん!?」
琴美が驚いたように声を上げた。
「久しぶりにいいだろう? 今は誰もいないし」
「ダメよ。まだ身体が濡れてる……」
最初は嫌がった琴美も顔を後ろに振り向かせ、強引に唇を重ねると急に力が抜けていった。股間の奥に指を潜らせると、そこはしっとりと濡れている。
「琴美だって、したかったんじゃないのか?」
耳元で息を吹きかけるように囁くと、琴美は顔をほんのり赤く染めながら「イヤ」と小さくつぶやいた。
夕食を済ませたあと、僕、琴美の順番でお風呂に入る。僕は、心臓をドキドキさせながら、琴美が出てくるのを待った。
やがて風呂場から、琴美が上がり湯のシャワーを浴びている音が聞こえてきた。
いよいよだ。
僕は、一度着たパジャマを脱ぐと、脱衣場へと向かった。ドアを少しだけ開けて、中を覗く。
ガチャ。
琴美が風呂から出てきた。
濡れた髪をアップにまとめている。ほっそりと白いうなじが、ほんのり朱に染まり、妙に艶めかしい。下半身が充血し、熱くなる。
僕は脱衣所のドアを開けて中へ入ると、バスタオルで身体を拭いている琴美を後から抱きしめた。
「どうしたの、颯太くん!?」
琴美が驚いたように声を上げた。
「久しぶりにいいだろう? 今は誰もいないし」
「ダメよ。まだ身体が濡れてる……」
最初は嫌がった琴美も顔を後ろに振り向かせ、強引に唇を重ねると急に力が抜けていった。股間の奥に指を潜らせると、そこはしっとりと濡れている。
「琴美だって、したかったんじゃないのか?」
耳元で息を吹きかけるように囁くと、琴美は顔をほんのり赤く染めながら「イヤ」と小さくつぶやいた。