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小5で出会い、中1で初体験
第1章 小5のときの出会い
彼の自宅は、舞の家から100メートル。パン屋から50メートル。ものすごい近所、だった。
2階建ての一戸建てで、庭には背の高い樹木や、さまざまな草花があった。
門から入り、玄関へと導かれた。
午後1時だった。
「きょうは、僕、一人留守番なんだ」
彼の言葉に、思わず舞は
「何時まで~?」
と尋ねてしまう。
「6時まで」
《わあー?5時間も、拓くんと二人きり?》
そのころは舞には、エッチの知識がなかった。もし知識があったら、それはすごいことになっていただろう。ロリコンという言葉は知っていた。小学生の女子にいやらしいことをしてくる大人男子の変態性癖、という理解だ。あながち間違ってはいない。
2階の部屋に、案内された。
2階は2部屋で、廊下を挟んで、机やテレビ・パソコンが置いてある部屋と、ベッドが置いてある部屋である。
「こっちに入って、待ってて。飲み物、持ってくるから」
と彼に導かれたのは、ベッド部屋のほうだった。
待っている間、舞は、もう1つの部屋のほうもドアを開けていろいろと観察した。
《けっこう本がいっぱいあるね。ただのロリコン野郎じゃないみたい。顔も、まじめで誠実な感じだし…。拓くんになら、いやらしいことされてもいいかな?》
恋に落ちているだけに、舞は大胆になっている。
彼が、階段を上がってくる音が聞こえたので、舞はベッド部屋に戻った。
そして、彼がドアの外に来るタイミングで、舞はワンピースのすそを両手指でつまんで、持ち上げた。
2階建ての一戸建てで、庭には背の高い樹木や、さまざまな草花があった。
門から入り、玄関へと導かれた。
午後1時だった。
「きょうは、僕、一人留守番なんだ」
彼の言葉に、思わず舞は
「何時まで~?」
と尋ねてしまう。
「6時まで」
《わあー?5時間も、拓くんと二人きり?》
そのころは舞には、エッチの知識がなかった。もし知識があったら、それはすごいことになっていただろう。ロリコンという言葉は知っていた。小学生の女子にいやらしいことをしてくる大人男子の変態性癖、という理解だ。あながち間違ってはいない。
2階の部屋に、案内された。
2階は2部屋で、廊下を挟んで、机やテレビ・パソコンが置いてある部屋と、ベッドが置いてある部屋である。
「こっちに入って、待ってて。飲み物、持ってくるから」
と彼に導かれたのは、ベッド部屋のほうだった。
待っている間、舞は、もう1つの部屋のほうもドアを開けていろいろと観察した。
《けっこう本がいっぱいあるね。ただのロリコン野郎じゃないみたい。顔も、まじめで誠実な感じだし…。拓くんになら、いやらしいことされてもいいかな?》
恋に落ちているだけに、舞は大胆になっている。
彼が、階段を上がってくる音が聞こえたので、舞はベッド部屋に戻った。
そして、彼がドアの外に来るタイミングで、舞はワンピースのすそを両手指でつまんで、持ち上げた。