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BL短篇集
第2章 Coffee break2
「アッ、ンンッ!」
駅のトイレの個室で、俺はドアと向き合う格好で、ズボンと下着を下げ、下半身を出した状態で、後ろから斉藤先生に抱き締められながら、熱い中心を擦られている。
「アッ、アァッ」
良すぎて俺のアレは先走りでヌルヌルになっている。
「沖センセ、あんまり声出しちゃダメですよ」
そう言うと斉藤先生の手で口を塞がれる。
「ンッ、ンゥッ」
そうだった。ここは駅のトイレだ。
思い出した途端、余計に興奮して熱くなる。
「沖先生のエッチ」
俺の興奮を感じた斉藤先生が、クスッと笑う。俺は恥ずかしくて、でも、斉藤先生の言葉にさえも感じてしまってブルリと震える。
「さ、いと、せんせぇ」
俺は、俺の口を塞ぐ、斉藤先生の手を掴んで振り返ると斉藤先生が「どうしました?イッてもいいですよ?」と首をかしげる。俺はフルフルと首を緩く振って
「せんせぇの、いれて、くだしゃい」
舌がうまく回らなくて語尾が変になってしまったが、気持ちは伝わったはずだ。先程から俺の腰より少し下に当たる、布越しに感じる硬さに、俺の内部はムズムズと期待に疼いて仕方がないのだ。
斉藤先生は俺の言葉に目を見開いて、顔を朱くした。あ、かわいい。虚ろな思考が言った。
「ッ…」
斉藤先生はギュッと目を瞑ると、次の瞬間、ゴッと壁に頭をぶつけた。
「さ、斉藤先生?」
「あー痛い。」
斉藤先生は壁に頭を持たれさせながら言う。ぶつけた額が赤くなっていた。
「ダメですよ、沖先生。そんな可愛い顔して誘ったら。いくら僕でも理性が切れるかと思いましたよ」
斉藤先生は溜め息混じりにそう言う。
「でも」
「男の身体はそういう風には出来てないんです。…僕は貴方を傷付けたくない」
「あっ…」
キュンて胸が締め付けられる。
大事にされてるって気付いたら、どうしようもなく嬉しくなってしまった。
「じゃあ、せめて先生と一緒に気持ちよくなりたいです」
斉藤先生のを俺が愛撫して気持ちよくなってもらいたい、という気持ちで言ったのだが、斉藤先生は
「貴方って人は…」
と微笑んで俺を反転させ、向き合う形になると、いつ出したのか、熱り勃ったソレを俺のドロドロのモノと重ね合わせた。
駅のトイレの個室で、俺はドアと向き合う格好で、ズボンと下着を下げ、下半身を出した状態で、後ろから斉藤先生に抱き締められながら、熱い中心を擦られている。
「アッ、アァッ」
良すぎて俺のアレは先走りでヌルヌルになっている。
「沖センセ、あんまり声出しちゃダメですよ」
そう言うと斉藤先生の手で口を塞がれる。
「ンッ、ンゥッ」
そうだった。ここは駅のトイレだ。
思い出した途端、余計に興奮して熱くなる。
「沖先生のエッチ」
俺の興奮を感じた斉藤先生が、クスッと笑う。俺は恥ずかしくて、でも、斉藤先生の言葉にさえも感じてしまってブルリと震える。
「さ、いと、せんせぇ」
俺は、俺の口を塞ぐ、斉藤先生の手を掴んで振り返ると斉藤先生が「どうしました?イッてもいいですよ?」と首をかしげる。俺はフルフルと首を緩く振って
「せんせぇの、いれて、くだしゃい」
舌がうまく回らなくて語尾が変になってしまったが、気持ちは伝わったはずだ。先程から俺の腰より少し下に当たる、布越しに感じる硬さに、俺の内部はムズムズと期待に疼いて仕方がないのだ。
斉藤先生は俺の言葉に目を見開いて、顔を朱くした。あ、かわいい。虚ろな思考が言った。
「ッ…」
斉藤先生はギュッと目を瞑ると、次の瞬間、ゴッと壁に頭をぶつけた。
「さ、斉藤先生?」
「あー痛い。」
斉藤先生は壁に頭を持たれさせながら言う。ぶつけた額が赤くなっていた。
「ダメですよ、沖先生。そんな可愛い顔して誘ったら。いくら僕でも理性が切れるかと思いましたよ」
斉藤先生は溜め息混じりにそう言う。
「でも」
「男の身体はそういう風には出来てないんです。…僕は貴方を傷付けたくない」
「あっ…」
キュンて胸が締め付けられる。
大事にされてるって気付いたら、どうしようもなく嬉しくなってしまった。
「じゃあ、せめて先生と一緒に気持ちよくなりたいです」
斉藤先生のを俺が愛撫して気持ちよくなってもらいたい、という気持ちで言ったのだが、斉藤先生は
「貴方って人は…」
と微笑んで俺を反転させ、向き合う形になると、いつ出したのか、熱り勃ったソレを俺のドロドロのモノと重ね合わせた。