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BL短篇集
第6章 自由研究
「先輩!」
夏休み最終日に突然現れた後輩。
「尻見せてください!!」
「…………は?」
…つまり、彼は夏休み最終日になってもまだ宿題の自由研究が手付かずで、必死に考えた結果、尻の皺を数えるという苦肉の策を思い付いたのだが、いざ自分の尻に鏡を当てて見たものの、思うように数えられなかったと言うのである。
「もう頼れるのは先輩しか居ないっす。尻見せてください!!」
玄関先で土下座されるのはやはり困る。
「分かったから、とにかく上がれ」
俺は仕方なく後輩を部屋に上げると、「早くしろよ」とズボンと下着を下げてベッドに四つん這いになった。
「じゃ、遠慮なく」
後輩はそう言うと、キュポンッと何かの音をさせて俺の尻の皺にツ…と何かを走らせた。
「!!?ちょっ、待て!今のなに!!?」
「マッ●ーっす。数えたのが分かるように」
「待て待て!マッ●ーって油性じゃなかったか!?」
いや、油性とか水性の問題でも無い気がするが…
「大丈夫っすよ~!マッ●ーだって洗って落ちない人いないじゃないっすか!」
「確かに…」
そうだけど、俺が心配してたのそういう問題だったか…?
「じゃあ続けますよ?」
「あ、あぁ…」
そう言うと、後輩はまた、俺の尻の皺にペンを走らせ始めた。
夏休み最終日に突然現れた後輩。
「尻見せてください!!」
「…………は?」
…つまり、彼は夏休み最終日になってもまだ宿題の自由研究が手付かずで、必死に考えた結果、尻の皺を数えるという苦肉の策を思い付いたのだが、いざ自分の尻に鏡を当てて見たものの、思うように数えられなかったと言うのである。
「もう頼れるのは先輩しか居ないっす。尻見せてください!!」
玄関先で土下座されるのはやはり困る。
「分かったから、とにかく上がれ」
俺は仕方なく後輩を部屋に上げると、「早くしろよ」とズボンと下着を下げてベッドに四つん這いになった。
「じゃ、遠慮なく」
後輩はそう言うと、キュポンッと何かの音をさせて俺の尻の皺にツ…と何かを走らせた。
「!!?ちょっ、待て!今のなに!!?」
「マッ●ーっす。数えたのが分かるように」
「待て待て!マッ●ーって油性じゃなかったか!?」
いや、油性とか水性の問題でも無い気がするが…
「大丈夫っすよ~!マッ●ーだって洗って落ちない人いないじゃないっすか!」
「確かに…」
そうだけど、俺が心配してたのそういう問題だったか…?
「じゃあ続けますよ?」
「あ、あぁ…」
そう言うと、後輩はまた、俺の尻の皺にペンを走らせ始めた。