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BL短篇集
第1章 Coffee break
え!?いつ閉めたんですか!!?と言う突っ込みの時間もなく、俺はドタバタと扉に向かうと扉の側に立っている斉藤先生を見る。
斉藤先生はやはりドキドキするくらい綺麗な笑顔で
「沖先生、今度はほんとにコーヒーご馳走しますから」
と言ってから「また来てくださいね」と耳元で行為中と同じような艶のある声で囁かれて、ゾクゾクと背筋が粟立つ感覚と同時に甘い痺れまで蘇ってきてしまい、俺は
「し、失礼します!!」
とドタドタと保健室を後にしたのだった。



END.
(20100815up/20100819加筆修正)



…お題は『カンチョー』でしたm(__)m

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