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BL短篇集
第2章 Coffee break2
「…斉藤先生、いいですか?」
俺は意を決して保健室の扉を開け、顔を覗かせて言った。
保健室に来るのはあの事があってから、2週間ぶりだ。
「やっと来てくれましたね」
嬉しそうに微笑んだ斉藤先生に俺の胸と下半身がキュンとなる。
「豆が湿気っちゃうところでしたよ」
コーヒーをカップに注ぎながら笑って言う。
「すっ、すいません!」
焦って頭を下げた俺に斉藤先生は「冗談ですよ」とにこやかに言った。
…
「…何かありましたか?」
どう切り出して良いか分からず黙ってコーヒーを煤っていると、斉藤先生が口を開いた。
「また浣腸されたんですか?」
にこやかに言われた言葉に、先日のあの行為を思い出し、身体の奥にじわりと熱が蘇る。
「ちっ、違います!」
慌てて俯く。顔が熱い。
「…その…、実は…」
俺はようやく腹をくくり、話し始めた。
俺は意を決して保健室の扉を開け、顔を覗かせて言った。
保健室に来るのはあの事があってから、2週間ぶりだ。
「やっと来てくれましたね」
嬉しそうに微笑んだ斉藤先生に俺の胸と下半身がキュンとなる。
「豆が湿気っちゃうところでしたよ」
コーヒーをカップに注ぎながら笑って言う。
「すっ、すいません!」
焦って頭を下げた俺に斉藤先生は「冗談ですよ」とにこやかに言った。
…
「…何かありましたか?」
どう切り出して良いか分からず黙ってコーヒーを煤っていると、斉藤先生が口を開いた。
「また浣腸されたんですか?」
にこやかに言われた言葉に、先日のあの行為を思い出し、身体の奥にじわりと熱が蘇る。
「ちっ、違います!」
慌てて俯く。顔が熱い。
「…その…、実は…」
俺はようやく腹をくくり、話し始めた。