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彼の世界は官能で出来ている。
第6章 BかFか…
「フフフ…その突っ込み…ゾクゾクするぞ」
「変態か」
体をブルルと震わせた瑛斗がキッチンに戻りコーヒーをいれ始めた。
「しかし、百々子は偉いな。ちゃんと自炊をしているんだな、食材が冷蔵庫にあって助かった」
「瑛斗さん…料理もできるんですね…無敵じゃないですか」
ゆっくりベッドから出た私は少し乱れた寝間着を整え瑛斗を見た。
「///フフフ…その…自然に身を正す姿も――――…嫌いじゃないぞ」
「いや、好きでも無いでしょ?」
朝から上機嫌な瑛斗は鼻唄混じりにキッチンで片付けを始める。
「――――もう、先に食べててください」
私はいそいそと、トイレへと入った。
流石に朝イチの生理現象には勝てず…トイレで用を済ませ出ると…
目の前に瑛斗が興奮状態で立っていてビックリした!
「///なっ、何?――――え?瑛斗さんも…トイレ?!」
「///いや――――…扉を挟んで向こう側に無防備な姿で放尿している百々子がいると思うと……何故か…ときめいてしまった!この、トキメキをどう表現しようか考えるだけで…脳みそがピンクに染まりそうだ!」
「もう、ド変態ですよ…それ――――…」