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彼の世界は官能で出来ている。
第7章 ライバル?新ジャンルの新星!
「上原さん、19番テーブル呼んでる!」
――――くぅ~!ど~して今日はこんなにも忙しいんだ!?
「お待たせいたしました。ご注文ですか?」
「――――あれ?上原…?久しぶり、俺だよ俺!大学で一緒だった、嘉良 騎士(カラ ナイト)」
「うゎ!久しぶり、嘉良くん!卒業して以来だね?元気だった?」
すると、私の姿を上から下と見て「変わらないなぁ~上原は」と、笑った。
嘉良くんとは、大学の学部が一緒で良く話していた私の中では珍しい男友達だ。
見た目、爽やかで女子からの人気は高かった。
少しタレ目で笑顔が癒し系だと私も思うが…大型犬にしか見えない!
「あっ、注文は?」
「悪い、忙しかったな…、これとこれ…あと――――ドリンクバーを2つ」
――――ん?ドリンクバーを、2つ?
「あ、待ち合わせしてるんだ!後から人が来るから!」