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彼の世界は官能で出来ている。
第7章 ライバル?新ジャンルの新星!
「読みやすくて、イラストも可愛い!何処がダメですか?エロ小説が人気になるって官能のハードルが下がっていいことじゃないですか!」
手に取った嘉良くんの作品は表紙もカラフルで若い子が抵抗なしにレジに出せる!いいことじゃない?
「若い子――――…そう、ターゲットが“若い子”だと言うことが俺と考えが違うんだ!
あいつの書くヤング系官能と…俺の書くミドル系官能はやっぱりジャンルが違う!!
俺の目指す官能は――――…“マンコ”を“神秘の洞窟”と表現する…“チンコ”を“生の凶器”と言っちゃう…連想ゲームが基本にある、言葉遊びが目標なんだ!
俺が思い描く官能小説の表紙も…淡いセピアだったり…ちょっとリアルな女体が半身描かれる…落ち着いているのが大半だった。
こんなに派手では…大人だったら恥ずかしさが倍増する!」
――――瑛斗の官能小説の基準が…大御所の月睦 娜無先生だもんなぁ…
ドップリ…昭和の官能だよなぁ…