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彼の世界は官能で出来ている。
第7章 ライバル?新ジャンルの新星!
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イチカは元(ハジメ)の口づけに頬を赤くした。
「甘い――――君の唇は…甘いな…」
「元さんだって……甘い…」
二人は見つめあい目を細めた。
沈黙だが――――それは心地いい沈黙だった。
絡めあった指と指が重なる唇と同様熱くなっていくのが分かる。
「もっとイチカを感じたい…イチカを全て…俺のモノにしたい」
「私は……最初から元さんのモノでしたよ…」
深くなる口づけが互いを求める口づけへと変化していく。
元はイチカを欲し舌を口内へと忍び込ませる!
最初は抵抗していたイチカも…あの頃の自分を恥じるかのように自分の舌を元の口内へと導いた。
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――――イチカ…大胆になってるぅ~!