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彼の世界は官能で出来ている。
第7章 ライバル?新ジャンルの新星!
読み終わり一息つくと、瑛斗が心配そうに様子を伺う。
「百々子――――濡れたか?」
「…濡れ――――そうになりました…二人の距離が縮まって――――多分年齢設定が今回は近いですよね?なんか、大人の恋愛って感じで好きです」
――――濡れはしなかったけど…
「そ…そうか――――しかし、年齢はこれで行こうと思う。元が26イチカが23…ぐらい…」
「お?瑛斗と百々ちゃんぐらいだね――――…
まぁ、先ずは自分と同じ年齢のキャラを上手く書いていくってのは…初心に返るって点でもいいかもな?
高校生や熟女に手を出すのは…後でもいいってことだよ」
「そうですね――――…」
瑛斗は原稿用紙を広げると…私がいいと思った表現や場所に印をつけていった。
「ねぇ、熱心なのはいいけど――――…新作のミステリー…大丈夫なの?同時進行で、巨乳さんのゲームアプリのシナリオ監修もしてるって…」