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彼の世界は官能で出来ている。
第8章 彼らの原動力とは?!
「///えっ、お?――――あ~…えっと!」
「近くの喫茶店でもファミレスでも図書館でもいい!
俺の――――…考えた小説を読んで欲しいんだ!
頼む!俺の新しい夢に付き合って欲しい!」
「――――小説を…読む???」
私は、あたふたしていた思考をピタリと止めて…嘉良くんを見た。
「そ、なんか分からないけど…上原といると……どんどんアイディアが沸いてきて!」
――――////はうううう!!早とちりしたぁ――――!恥ずかしい!!
てっきり…好意を寄せられていて、男女のお付き合いを申し込まれたと思った私は、そうでないことに気がつき恥ずかしさのあまり顔を手で隠した!
「ど、どうしたの?上原――――…予定あった?ごめん、迷惑だった?」
「――――///いえ、大丈夫です。
最近…ときめきが少なくて…餓えていたのは事実ですから…情けない…」
「言っている意味がまったく分からないけど…読んでもらえるかな?」
「うん…読むぐらいなら――――…いいアドバイスは期待しないでね?」