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彼の世界は官能で出来ている。
第9章 好きとか嫌いとか


「うわ!上原――――待った?」


待ち合わせの場所に行くと、嘉良くんが私の姿を見つけて駆け寄ってきた。



“待った?”なんて――――…王道デートのセリフを聞いたの何年ぶりだろう…なんて考えてしまった。



「あ――――…いや、待ってないよ」


「上原、今日はいつもと違うね!あ…スカートだ!似合うよ、スカート!」



「///そ、そうかな?あ…ありがとう」



久しぶりに履いたスカートに恥ずかしさを感じるが“デート”と、言われてしまうと…意識してしまうのは…しょうがない!



「そうだ――――…最近、末広先生を上原の近くで見かけないけど…なんかあった?」



「うっぐっっ!」



せっかく…気合いを入れて瑛斗のことは考えないようにしていたのに、嘉良くんはそんな事お構いなしに…心配そうに私の顔を覗く。



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