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第10章 濡れる話のその後に…

「///そ、そうですが――――…ん？んん？“私が…たれ目を愛していても”？は？瑛斗さん何を言ってるんですか？」


すると瑛斗は少し悲しそうな顔で私を見つめる。


「嘉良と…付き合うことにしたんだろ？」


「へ？――――いえ？」


瑛斗の苦々しい表情が少し和らぐ。



「だって――――…お前たち…デート…しかも、仲良く…ん？え？付き合ってないのか？」


何を言い出すかと思いきや、瑛斗は私と嘉良くんが付き合っていると思っていたらしい。



「///きょ、今日のデートだって…原稿アドバイスのお礼の食事だったし…///告白もされてません！」



「///本当か？」


――――そんな…嬉しそうに…


「///本当ですよ…」


「じゃぁ…百々子――――俺と…結婚してくれ！」



「早いわ！話の展開が早すぎる！！///付き合ってもいないのに、よく“結婚”の二文字が出てきたな！
まだ、お互いの事知らないでしょ！？」