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彼の世界は官能で出来ている。
第11章 初彼部屋の初体験
嘉良くんも、瑛斗の官能小説を読み意見を出す。
流石に嘉良くんは異世界エロファンタジー作家なだけあってか、エロの指摘が上手いが…
質は同じでもジャンルが違う二人の掛け合いは…
「ですから!ここは、“グチュグチュ”っと、攻めたてている音を書き加えたほうがエロさは出ます!」
「は?官能文学を目指す俺は、擬音はなるべく使いたく無いんだよ!
それに、“グチュグチュ”“ズチュズチュ”って、情緒がない!」
――――この会話が情緒がないぞ!
「内容は、流石末広先生って感じがしますが――――官能の部分が…分かりにくい!」
「なっ、なんだと!?」
必死に読み直し書き直す…
瑛斗も嘉良くんも自分の苦手な分野を必死に手直ししている。