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彼の世界は官能で出来ている。
第11章 初彼部屋の初体験
エレベーターはサクサクと上へと登り…
これ以上登らないでくれと祈り始めたあたりで止まった!
「よかった――――最上階だったらどうしようかと思った…」
「え?百々子――――高所恐怖症だったのか?…だから…あんなに低いアパートに…」
――――おい!ぶっ飛ばすぞ!
「違います!――――最上階って…ガチセレブって感じで…住む世界が違いすぎません?だから…戸惑と言うか…!――――って、ここに住んでいる時点で…世界が違うのは違うんですけど」
庶民感覚の私としては…ここの家賃なんて想像もつかない…
「――――…最上階は…すでに住人がいただけだ…借りようと思えば借りられるが…
この階は…あのタワーがちょうど目線になるんだ――――だから、ここにしただけ」
――――選べる凄さ…くそ!変態でもこいつは売れっ子“ヤッツン”だった!!