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第13章 巨匠の娘、レジェンドの弟子

「お母さんも、隠していた訳じゃないんだよ？ほら…百々子が感受性豊かな年頃になって…更に言えなくなったんだよね？ね？お母さん」



お父さんがお母さんのフォローに入る…自分も内緒にされていたくせに！なんて、お人好しなんだ！



「ん～…半分忘れてたってのもあるけどね！」



――――お母さん！？




「驚いた？」


「そりゃぁ…驚いたよ…実のおじいちゃんが///官能小説家だった…なんて……まぁ、私の彼氏――――いや、元彼になるんだろうけど…その人…おじいちゃんの弟子だったらしいから…」



「は？弟子？――――弟子って…水無月 睦…君？」



お母さんは少し驚いて、口に手を当てた！


「え？おじいちゃんの弟子の事…知ってるの？」


「まぁ、一応…おじいちゃんの仕事家の管理とかお願いしてたし」



なんと、お母さんは瑛斗におじいちゃんの書斎？と言うか…仕事をする別宅の管理を丸々任せていたらしい！