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彼の世界は官能で出来ている。
第13章 巨匠の娘、レジェンドの弟子
「ま…そう言うことなら、おばちゃんは張り切るからね!」
――――張り切らなくていいから!?普通でいいから!?
「よ、よろしく…お願いします」
そんなこんなで…私は近所の“バーバーおとみ”で気合いを入れるためにバッサリ髪を切ることにした!
数時間後…
「ふぅ――――!長い髪を切るのって…時間かかるし体力も使うわね…」
常連客は長くなる前にカットに来るらしく、サクサク終わるらしいが…私の場合は…長くかかったらしい――――…
と、言うのがおばちゃんの見解だが!
切りながら【冬ソナ】の感動シーンや感想を長々と言いながら切ってたら…そりゃぁカットに時間かかるよ!
しかし、流石…長年ご近所御用達の床屋!
腕は確かである!
「す…凄い――――…やっぱりちゃんと免許を持ってたんですね…」