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彼の世界は官能で出来ている。
第14章 娘VS孫
「それにしても――――…なんと言う奇跡…
百々子が月睦先生のお孫さん…だったなんて…ど~して気がつかなかったんだろ?
この写真の子が――――…そうだよなぁ…孫とは…
どおりで…雰囲気やテンションや突っ込みが…懐かしくもあり、脳ミソ揺さぶる訳だよ!」
――――ヤバい…瑛斗の変態モードが発動しそうだ!
「百々子?――――…あれ?別れ…ん?失恋は?」
お母さんが私と瑛斗を見比べてキョトンとしている!
「///あれ?1ヶ月も連絡来ないから…私はフラれたのかとばかり…」
「は?俺が百々子をフルわけないだろ?ハリウッド行ったり…バカに女に邪魔されて本当に連絡出来なかったんだ!しかも、百々子に一番に見せたかった原稿をこの女に奪われ…影街先生のところに行ったり…1ヶ月災難だった!」
「――――じゃぁ…私…フラれてないの?私達…別れてないの?」
「別れるわけないだろ?しかも、月睦先生のお孫さんだなんて――――…別れる理由が見つからない!愛してる…百々子」
「ちょっと――――!瑛斗さん!私との約束は?」
「は?約束?俺は一つもあんたとは約束していない!俺をあんたの勝手な妄想に付き合わせるな!」