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彼の世界は官能で出来ている。
第15章 平穏な日々?

今では“究極の二足のわらじ”と話題になるほど…“ミステリー作家、末広八”と“官能小説家、水無月 睦”は有名になった。



が、瑛斗は相変わらず……



「百々子――――…///甘いの…食べたい…百々子の///上の口でも下の口でもいいから食べさせてくれ!」



「///アホか…子供の前で…」


と、娘の前でもお構いなしに下ネタを言っては私を困らせている。


「パ~パァ…おバカしゃん」


「や~、桃花(ももか)パパはおバカしゃんじゃないぞ?いまだに元気なだけだぞ!勘違いしちゃいけません!」



「へんちゃい!パパしゃん、へんちゃ~い!」



今年で3歳になる愛娘の桃花(ももか)が瑛斗に笑顔で「へんちゃい!(変態)」と言う姿はまるでおかしな光景だが…


我が家では当たり前の光景となった。



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