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彼の世界は官能で出来ている。
第5章 大、大反省会!
「やっと…帰った――――…」
すでに時計は9時を回っていた…
――――良かった…今日が休みで…
瑛斗はあれから一心不乱にノートに官能のアイディアを書きなぐり、その都度私にお伺いを立ててきた。
昨晩は、おにぎりで夕食を取ったが、瑛斗は集中していると何も食べなかった。
流石にヤバいと思い、口におにぎりを運ぶと無意識なのか書きながらパクりと食べてくれた。
こんな調子で執筆中は食事もろくに取らずに書くのだと…その時分かった。
しかも、寝ないで書き続ける――――…
私は途中、うとうとしてしまったが…瑛斗は黙々と書いていて…
こうやって超人が生まれるのだと…思った。
「流石に――――眠い…」
朝食にパンを噛ったが…眠気が優先してしまい……そのまま寝てしまった。