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彼の世界は官能で出来ている。
第1章 忘れ物の正体
「それと――――…君はあのファミレスの店員だね?壁際の席に茶色い封筒の忘れ物が無かったかい?」
超絶イケメンが私を逃がさんとばかりに質問攻めにしていく!
「///あっ…茶色い封筒――――あ…ありました」
彼は封筒があったと、聞くとホッとしたのか笑みを見せた。
――――うゎぁぁぁ!な…なんなの、その笑顔!超絶イケメンが更に神々しくなるぅ~!
「そうか――――…それは良かった!」
「忘れ物は…ちゃんと保管していますので…お店の方に取りに行って下さい」
私は肩で息をしながら彼から距離を取る。
超絶イケメンだが…なんか――――…関わってはいけないと、本能が叫んでいた!
私はその場をすぐにでも離れたくて、頭を下げるとそのまま別れようとした。
が――――
「まさか――――…中身は…見てないよね?」