この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
彼の世界は官能で出来ている。
第6章 BかFか…
「月睦先生の作品は穴があくほど読んでいる!スラスラ出てきて当たりまえだ!」
「それがダメだって言っているんですよ!少しは…自分なりの表現やものの見方をしないと……」
やれやれと、私もサブレを口にする。
「///ん?このココアサブレ…凄く美味しい――――…ほろ苦さが爽やかなアイスコーヒーに合っています!」
アイスコーヒーのお代わりを瑛斗に運んできたマスターが嬉しそうに「ありがとう」と、笑ってくれる。
「ん――――…そうだな…もう少し甘くても俺は好きだが…」
「瑛斗は甘党だからな…でも、気をつけないと――――…すぐにデブデブになるぞ?」
すると、「フンっ」と鼻であしらう瑛斗は今回も多目のガムシロップをアイスコーヒーに入れて飲み干した。
「――――ま…仕事が忙しいと食べない方が多いくらいだから…太りたくても太れないのが現実だけどな?」
――――あ~…分かる気がする。
今回も、集中して書いていたのか…少しやつれている気がする。