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彼の世界は官能で出来ている。
第6章 BかFか…
「は――――はい?」
声をかけられ、私と瑛斗は席から少し離れた場所で話をした。
「百々子――――会いたかった!」
「は?!何をいってるんですか?ど~せ、徹夜かなにかして、「官能書いたから読んで欲しい」って事ですか?後で、ちゃんと読みますから…
ほら、仕事をしてください――――…って、見られてますよ!」
席を見ると巨乳女性が私を睨み付けている…
「そ、そうか――――…すまなかった…昨日からウズウズしていて!傑作的フレーズが降ってきたんだ!一刻も早く百々子に感想を聞きたくて!――――あ、これ俺の連絡…後で百々子のも教えろ、でないと……こうやって会いに来てしまう!」
――――脅迫か!?
「分かりました…仕事終わったら連絡しますから!」
「百々子――――///やっぱり…お前は特別だ…お前を見ているだけで…恐ろしいほどインスピレーションが沸いてくる!
こんな、打ち合わせなんかとっとと止めて…書きたい」
「仕事をしろ!ほら、残された男性がオロオロしてますよ?」
「あ――――…アレが佐久間さんだ」
――――え?!あのボサボサが?
「イケボ…なのに……残念」