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彼の世界は官能で出来ている。
第6章 BかFか…

バイトも終わり、言われた通り瑛斗に連絡をした。



すると――――…



『は~い、もしもし…こちら、末広八のスマホで~す!』


と、瑛斗じゃない…エロい女の声がした。



――――え?ん?瑛斗さんの裏声……?な、訳ないか!!?


「あ~…(ど~しよう)」



『あら、もしかして…ファミレスの店員さん?…早速、電話かけてくるなんて…とんだ勘違いちゃんだったわけね?フフフ…可哀想に…』



――――あ~…あの巨乳さんだ!



「はあ…?」


とりあえず…瑛斗のスマホには私の番号が記入されたわけだがら…


私的には用事はすんだ。


「では、切ります――――『ちょっ、百々子?百々子か?』


切ろうとした瞬間に『ちょっと…待った!』と、慌てた声で切るのを止めた。



「はい、百々子です。私の番号が記入されましたね?任務完了です!では、目眩く官能の世界を巨乳さんとお楽しみください」



『おい――――、それは魅力的だが…お前じゃないと俺の欲求は発散されない…』



「おい!これまた、すげぇ~表現きたな!小説読ませたいだけだろ?!」



ガタゴトと瑛斗の後ろにスタンバっている巨乳が動揺している姿が手に取るようにわかる!





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